誕生と死 20191127ライトランゲージ受講生とのレッスンで受信したもの


ライトランゲージによりダウンロードされる深遠な智慧を、このサイトで公開をしていこうと思います。
この投稿が初回になります。

そして、初回は、私が放ったライトランゲージからの智慧ではなくて、受講生が練習で放ったライトランゲージを、私が受信者側となり、いただいた知恵を書き記すことにします。

ライトランゲージセッションのテーマカード 個人セッション時に選択してもらう

ライトランゲージの練習の時には、テーマを決めて、ライトランゲージを放ってもらっています。
私は愛です。私は光です。』『関わる全ての人への最高の善となりますように。』というのが意図ですが、それに加えて、テーマを決めてトランスミッションを行います。

今回は、カードを私が三枚選びました。「誕生と死」、「プライド」、「時間」という三枚。その中から受講生が一つ選択しました。

それは、「誕生と死」でした。

受講生のトランスミッションの最中に、私は、様々な映像やエネルギーの方向、性質、形を感じます。身体感覚を感じたり、強さ、濃度、熱さ冷たさとして感じたりもします。

今回は、その部分は抜きにして、概念として私の中にダウンロードされたものを書きたいと思います。

その前に、重複しますが、前提として知ってもらいたいこと。
放たれたトランスミッションのうち一部のみが、言葉で表現できる概念として現れるということです。

根源と重なるライトランゲージ
では、翻訳ということに重きをおきません。なぜなら、私たちの直線的な言語は、放たれるライトランゲージの1%にも満たない部分しか表現することを許さないからです。

私は、できる限り、その言語での表現に、私自身のエネルギーをのせるように書き記しています。ですから、私の言葉での表現の向こうに、バイブレーションのようなものを感じながら、受け取っていただけたらと思います。

誕生と死

生まれるということの、もう一つの側面が、死ぬということを意味します。

生まれた瞬間に、それまでの自分が死を迎えます。

下へ向かうエネルギーのトンネル、その向こうに肉体の生があります。

それは、根源と重なっている「大きな私」の一部との分離を味わうものです。

その瞬間から、私は深くで痛みを伴い始めます。

母体もまた共に痛みを体験します。

それは、「生と死の循環」という宇宙のルールへの愛を味わうものです。それは、深いレベルで起きています。

愛の本質を、母となる人間は、そこで味わいます。母としての愛を超えた、宇宙の愛がそこで見せられるようなものです。

最初の呼吸により、「大きな私」は一部を脱ぎ捨てるようにして、肉体の中へ入ります。

そこから、「小さな私」は始まります。

肉体として生きるために、たくさんの鎧を与えられ、社会という場所で備えて行くのです。

その鎧をまといつつ、人生でやるべき物質的なことを済ませると、鎧を脱ぐことを始めます。

それは、失ったように感じていた、「大きな私」の一部を取り戻す旅となります。

もっと、言えば、最初から、そのつもりなのです。

肉体に入った時から、そのつもりで旅をしているのです。

肉体を持ったままの姿で、肉体の中に、その、失ったように感じている「大きな私」の一部を取り戻すための人生なのです。

「大きな私」にたどり着こうとする時、「小さな私」の死を体験するように感じるでしょう。

けれども、それは、生と死との統合の美しい瞬間です。

母体は宇宙の中心を肉体に持つようなものです。

宇宙の中心が生と死の両方なのです。誕生から死へ、死から誕生へ、その頂点の両方がそこにあります。





誕生と死、

それは、絶えず、時の流れの中を動き続けるエネルギーの、現実という世界への表現です。

死によって途切れてしまうものだという思い込みは、肉体の中に入った瞬間に、その流れを忘れてしまっている、隠されてしまっている、私たちの幻想なのです。

誕生と死は、宇宙の時の流れのために起こる不可欠な要素なのです。

誕生と死はひと続きの流れの一つの瞬間です。

それは、対極に存在するのではなくて、移り変わる頂点へ達したとき、生が死へ、死が生と形を変えるだけのことです。

現実に映し出されるその流れは、全ての生命、いのち、ものの形、物質的な形のない概念にも映し出されます。

それは、具現化された瞬間に既に閉じ込められ、ある時点で開くように設定されたタイムカプセルを抱いているようなものです。

この宇宙の原則なのです。

この宇宙では、そうなるように、エネルギーが形と方向性を既に決定しているのです。

変わらないものは、死なないものは、そのルールのみです。

この宇宙を創造している根源の部分が、この宇宙をそのように定義しており、そうなるような宇宙がここにあるのです。



以上です。

少しだけ、カード選びの段階へと振り返って見ます。
受講生が選んだのは、「誕生と死」でした。
私は、そのほかに二枚を選んでいました。
「時間」「プライド」

どうでしょう?
選ばれなかった二枚も、今回受け取った概念の中にしっかりと姿を現していることに気がつかれますでしょうか?

「プライド」というカードは、少し分かりにくいかもしれませんが、私にとってもプライドは、鎧と同じです。
「大きな私」にたどり着こうとする時、プライドを持っていては、たどり着けません。
また、「小さい私」が未熟な状態で、人生の中を強く生き抜くために教わるのが、「プライド」です。
プライドという鎧を脱いで、まるで無防備のように穏やかに人生を送ろうとする時、静まったエゴの中で「大きな私」を体験することになる、そういうことを言っているのです。

「誕生と死」という言葉が、広く広く拡大して、こんな風に伝えてきてくれるとは。


感謝。

私は、私の前に現れてくれる人を、セッションであれ、受講であれ、現れてくれる人達を、宇宙の叡智のように感じます。

どんな状況であれ、その出会いは、私が、そうだと意図して生きれば、そうなるということを私は知っています。

そして、実際に彼らは、肉体を超えた叡智を携えて、そこにいるのです。

ありがとうございます。

私の魂の中心から、出会いというものに感謝いたします。